8月 ハイビスカス

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中国南部原産の常緑性潅木で高さ1~2Mになる。園芸品種としておなじみの鉢植物です。花はその年、伸長した若枝の葉脇につき花径5~10CM,花弁は5枚、花の中央から雌雄芯が1本長く花のそとに突出しています。「レイ」でおなじみのハイビスカスはハワイの州花です。1923年に制定されたころから品種改良も盛んになり、今では数百種。代表的な種類には、レッドスター(赤、在来種)比較的に寒さにも強い。バルカン・クインスター(赤、ハワイ系)寒さに弱い。ゴールデンベル(黄色)、ムーンライト(外黄、中白)、オレンジビューティー(オレンジ)、タウンゼント(外黄、中赤)、銀河(外オレンジ、中黒)等があります。このハイビスカスの仲間には、生垣などに植えられている「むくげ・ふよう・たちあおい・ぜにあおい・きあおい・べにあおい」や食用にするオクラもこの種類です。市販されている鉢植えは矮化剤をつかって草丈が伸びないように処理していますが、余分な枝を切り取って挿し木しますと容易に活着するようです。挿し木した苗はそのままだと矮化剤が残っていてよく伸びないこともあります。生長しても開花しない場合は日光、肥料、水の3要素がかけていることが多いから注意してください。ところでインドに旅をした先々でこの花と出会いました。古くから栄か栄枯盛衰を繰り広げた第三の都、首都でもあるデリー、そこから14KMのところにあるオールドデリーの一画に高さ73Mの5層石造りの塔「クトウブ・ミナール」があります。その遺跡のあちらこちらに、赤く裂くハイビスカスの花。朝開暮落、開花しても結実しない、一日花であるという悲劇的植物のような暗いイメージを栄枯盛衰の歴史の只中立っていると、ひしひしと感じるのです。夕暮れ涼風の中で美しい花が一輪、しぼんでゆきました。 インドのハイビスカスがハワイへ渡り花が大きく、花色もカラフルに、現代の花、未来の花へと、進化して来ました。ハワイのハイビスカスは祝福の花です。しかし、この花の持つ雰囲気は、いかにも東洋的だと思いませんか。真夏日の日本の建物にもとても似合う花だと思います。